「あ、そういやさ」
空になったコーヒーの缶を。
隅にあるゴミ箱へ入れながら涼真が言う。
「お前、“マイハマ”って知ってる?」
……“マイハマ”?
マイハマ、って。
メールでケンチャンが言ってた…。
『“マイハマ”って1年の“舞浜”?』
「なんだよ。知ってんの?」
『知ってるっつーか…ケンチャンから聞いただけ』
「マジで?
…んじゃやっぱりロクなコトじゃねぇな」
涼真はかったるそうに伸びをした。
『…そいつがなに?』
「俺にもよくわかんねぇんだけど。
アツシがさ“マイハマに気をつけろ”っつったんだよ」
ケンチャンとアツシが同じ話を。
しかも同じようなタイミングで持ってくるって。
……危険率95%……。

