半熟cherryⅡ


「あ、そういやさ」



空になったコーヒーの缶を。

隅にあるゴミ箱へ入れながら涼真が言う。



「お前、“マイハマ”って知ってる?」





……“マイハマ”?





マイハマ、って。

メールでケンチャンが言ってた…。



『“マイハマ”って1年の“舞浜”?』

「なんだよ。知ってんの?」

『知ってるっつーか…ケンチャンから聞いただけ』

「マジで?
…んじゃやっぱりロクなコトじゃねぇな」



涼真はかったるそうに伸びをした。



『…そいつがなに?』



「俺にもよくわかんねぇんだけど。
アツシがさ“マイハマに気をつけろ”っつったんだよ」





ケンチャンとアツシが同じ話を。

しかも同じようなタイミングで持ってくるって。



……危険率95%……。