『そんな隠したって俺、全部見たし…。
さっきなんてもっと恥ずかしいコトして…』
「イヤーッ!!やめてぇッ!!」
…あ〜あ。
頭からタオルケットを被っちゃったよ…。
『茜チャン?出ておいで?』
「イヤ!!恥ずかしいし!!」
タオルケット越しに“ポンポン”と頭を撫でても。
“ブンブン”と左右に首を振るだけ。
…まったく。
いちいち可愛いコトしてくれんだから、このヒトは。
俺もベッドに寝転がると。
茜が被ってるタオルケットの中に潜り込んだ。
「なッ?!」
『出てきてくれないから』
「だからって…何も着てないんだよ?!」
『知ってるよ。俺が脱がし…』
「イヤーッ!!言わないでぇッ!!」
…カワイイけど、うるさい。
頭の近くでキャンキャン喚くな。
もういいじゃん。
そこまで頑なにならなくても…。
“…ハァ”と軽いため息を吐くと。
俺は起き上がり。
タオルケットの茜が頭に被ってる部分だけ剥いだ。

