半熟cherryⅡ


寝室に戻ると。

茜はまだ気持ち良さそうに寝息をたてていた。





タオルケットがはだけた胸元には。

俺が咲かせた紅い花。


スラリと伸びる白い足は。

また俺を誘ってるようにしか見えなくて。





…起こしちゃおっかな…。





なんて。

起こした理由を知ったら。

絶対怒るな、うん。





ほんの少し開いた茜の唇を指でなぞると。





「…んぅ…?」



茜が眠そうに目を開いた。





『…目ェ覚めた?』

「…ん…あれ…?」





まだ寝呆けてるのか。

はだけた胸元もそのままに。

目を擦ってる。





『そんな格好して。
…俺のコト誘ってんの?』

「へッ?!」





本気半分、冗談半分。

笑いを含みながら言った言葉に。

茜が自身の姿を見た。





「…ッ?!イヤーッ!!」

『アハハハッ』





焦ってタオルケットを身体に巻き付ける茜。





…ったく可愛いなぁ。





俺は笑いながらベッドの端に座った。