通学、一緒。
放課後、一緒。
家、近所。
休みの日もヒマならたいてい一緒にいる。
俺らにとってはそれが当たり前だったんだケド。
舞浜は。
モテるのに彼女も作らずにつるんでる理由が“ソコ”にあると踏んだ。
写真を撮ってみればやっぱり2人でいるし。
ナンパも告白も受け入れない。
舞浜は確信を確実なモノにしたくて揺さぶりをかけてきた。
それが、あのメモ。
“It's a matter of time to come out”
―バレるのも時間の問題―
まぁ、当の本人達には全く身に覚えがナイわけで。
でも。
あの写真(キスする寸前に見える写真)を見たトキに。
俺の中にも疑問が浮かんだんだ。
舞浜の狙いは、コレなのか?って。
「だからってココまでやるか?」
詰めた距離を保ったまま。
大方の話をすると。
少し力の抜けた涼真が呆れた顔を見せた。

