半熟cherryⅡ


「…で?なんで保健室?」

『まぁ、待て』





保健室に着いた俺と涼真は。

とりあえず定位置になってる窓際の椅子に座った。



茜と一美センセイは自販機まで飲み物を買いに行ってる。





「待ってろっつーから待った。
一美センセーが“郁が呼んでる”っつーから来た。
とりあえずちゃんと話せよ」





話を延ばされ。

場所まで変えられて。

涼真はかなりご機嫌ナナメ。





『わかってるよ』





チラリ。

壁にかかっている時計を見ると。





…そろそろイイ感じの時間。





…よし。



逢沢 郁。

腹括りマス。

めんどくさいのはコレで終わりにしてクダサイ。





意を決して涼真の正面に立ち。

肩を掴んだ。





『でも先に…舞浜の方“ケリ”つけてからな。
涼真クン、ご協力ヨロシク』

『は?舞浜?』





意味がわからん。

そう言いたげに眉間にシワを寄せる涼真。





俺はその涼真に。

ゆっくりと顔を近づけた。