「…で?なんで保健室?」
『まぁ、待て』
保健室に着いた俺と涼真は。
とりあえず定位置になってる窓際の椅子に座った。
茜と一美センセイは自販機まで飲み物を買いに行ってる。
「待ってろっつーから待った。
一美センセーが“郁が呼んでる”っつーから来た。
とりあえずちゃんと話せよ」
話を延ばされ。
場所まで変えられて。
涼真はかなりご機嫌ナナメ。
『わかってるよ』
チラリ。
壁にかかっている時計を見ると。
…そろそろイイ感じの時間。
…よし。
逢沢 郁。
腹括りマス。
めんどくさいのはコレで終わりにしてクダサイ。
意を決して涼真の正面に立ち。
肩を掴んだ。
『でも先に…舞浜の方“ケリ”つけてからな。
涼真クン、ご協力ヨロシク』
『は?舞浜?』
意味がわからん。
そう言いたげに眉間にシワを寄せる涼真。
俺はその涼真に。
ゆっくりと顔を近づけた。

