半熟cherryⅡ


…あーッ!!もう…ッ!!





理性崩壊寸前。

もうすでにカウントダウンが始まっている。





…茜が悪い。



うん。

こんなに可愛く煽る茜が全部悪いんだからな。





俺の理性が茜の攻撃に耐えきれないのは。

俺の茜に対する理性が0に等しいからだ。





そんな情けない言い訳は心の中だけにしておく。





ココがどこだ、とか。

誰かに見られるカモしれない、なんて。

そんなコトはもうどうでもいい。





茜に触れたい。

茜が欲しい。



…ただそれだけ。





俺を見上げた茜の。

目の縁に溜まった涙を指で拭うと。

そのまま両頬を手のひらで包んだ。





『…茜…』





小さく名前を囁くと。

ゆっくりと顔を近づけていく。





……空気の読めないヤツの足音が近づいているのにも気付かずに。