…あーッ!!もう…ッ!!
理性崩壊寸前。
もうすでにカウントダウンが始まっている。
…茜が悪い。
うん。
こんなに可愛く煽る茜が全部悪いんだからな。
俺の理性が茜の攻撃に耐えきれないのは。
俺の茜に対する理性が0に等しいからだ。
そんな情けない言い訳は心の中だけにしておく。
ココがどこだ、とか。
誰かに見られるカモしれない、なんて。
そんなコトはもうどうでもいい。
茜に触れたい。
茜が欲しい。
…ただそれだけ。
俺を見上げた茜の。
目の縁に溜まった涙を指で拭うと。
そのまま両頬を手のひらで包んだ。
『…茜…』
小さく名前を囁くと。
ゆっくりと顔を近づけていく。
……空気の読めないヤツの足音が近づいているのにも気付かずに。

