『ちゃんと端、歩かないと危ないから』
「歩いてますよ〜だ」
…歩けてねぇし。
そう言いながらフラフラしてんのはどこのどいつだよ。
寒さにあたり。
多少自力で歩けるようになった彼女は。
フラフラと危なっかしい足取りで歩いていく。
そういえば。
俺、彼女の家知らないし。
迎えにきたのはいいけど、家どの辺りなんだ?
『…茜サン、家ど…』
「あ、コンビニ発見♪」
そう言って彼女は。
コンビニに向かって歩きだした。
…………………………。
俺の話なんてまるで聞いてねぇ。
ちったぁ聞けよ!!
この酔っ払い!!
でも彼女をひとりにするコトはできなくて。
俺も彼女の後を追いかけてコンビニに向かった。

