半熟cherryⅡ


『ちゃんと端、歩かないと危ないから』

「歩いてますよ〜だ」





…歩けてねぇし。

そう言いながらフラフラしてんのはどこのどいつだよ。





寒さにあたり。

多少自力で歩けるようになった彼女は。

フラフラと危なっかしい足取りで歩いていく。





そういえば。

俺、彼女の家知らないし。

迎えにきたのはいいけど、家どの辺りなんだ?





『…茜サン、家ど…』

「あ、コンビニ発見♪」





そう言って彼女は。

コンビニに向かって歩きだした。





…………………………。





俺の話なんてまるで聞いてねぇ。

ちったぁ聞けよ!!

この酔っ払い!!





でも彼女をひとりにするコトはできなくて。

俺も彼女の後を追いかけてコンビニに向かった。