“あの日”は。
本格的な冬の寒さがやってきた年の瀬迫る12月の半ば…。
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『う〜ッ!!寒ッ!!』
外はどんより曇り空。
バイクで出かける気にはなれなくて。
コタツのある涼真の部屋で。
まったりした週末を過ごしてした。
『涼真。ケータイ』
「………………………」
『ケータイ鳴ってるって』
「………………………」
コイツ、何回言ってもケータイ出ないんだよ。
さっきから鬼のように鳴ってるっつーのに。
そうしている間に着信音は鳴り止み。
再び涼真を呼び出し始める。
「うるせぇし!!マジめんどくせぇ!!」
ついに壊れた涼真が。
ベッドにケータイを放り投げた。

