「つーか飲ませねぇならこんなトコ連れてくんなよ」
「うるさい、未成年…はぁ〜美味しい」
ブチブチ言いながら枝豆食べてる涼真と。
美味しそうにジョッキのビールを飲み干す茜。
…今日も酔っ払うのか、茜サン…。
どうせ酔うなら俺に酔ってくれ…。
なんて頭が沸いてそうなコトを思ったトキ。
目の前の茜はすでに3杯めを空けていた。
まだ正気ではあるものの、ほんのり頬を染めている。
…2人きりならな〜。
そのまま…。
…若干トリップしかけたトキ。
一美センセイが涼真の食べてた枝豆に手を伸ばしながら言った。
「そういえばさ〜。
始業式に言ってた逢沢クンの“武勇伝”聞かせてよ」

