すべては夢だったが あの時叫んだ言葉は真実だと 確信できる。 「沙希、好きだ」 あの時言った言葉をかみしめる祐樹。 靴を履き扉を開ける。 再び昼下がりの日の光を 全身に浴びる祐樹。 今度はたじろがず 胸を張って歩いていく。 でも… 祐樹は少し不安になる。 でも言い切れないよな…