「ふははっ、おもしれえっ」

静かな廊下に響きわたる明るい笑い声。



...前川祐史と...林くん。



瑠菜は急いで教室に隠れた。


え、え!?
何で林くんがここに...!

林くんの教室と瑠菜の教室、階違うのに、
え、しかも前川祐史!?
あの二人仲良いわけ!?

自分がなぜこんなに焦っているかもわからないまま、瑠菜は机に顔を伏せた。