「…ったく」 はあっとため息を吐く。 何がしぃを取り返せだ‼ 簡単に言うなよ‼ …分かってたんだよ。 俺がしぃに惚れてるのくらい分かってる。 でも、俺としぃはずっと一緒にいた兄妹みたいなもんなんだよ。 そんなの今更、 「好きなんて言えるわけねーじゃん…」 だってあいつは、朔斗が好きなんだろ? あいつの幸せ壊したくねーよ。 いや…違うな… そんなのどうだっていいんだ。 幸せを壊したくないんじゃない。 しぃを… あいつを失うのが怖いんだ。 全部、全部、 臆病な俺のせい。 〜健吾side☆