ドクン… 「っな、ななななッ……!!」 私は愛人を指差しながら 後退りした。 「なななな?なんだそれ?」 愛人は、私を見て呑気に笑ってる。 「なにしてんのよッ!!!!」 「あ?なにって、なにが?」 「だ、だからそれは…」 なにって…それは聞かなくても普通わかるでしょッ!! それ以上先は何も言えない私に、愛人は 「つーか…どうでもいいけど、駅ついたし」 ど、どうでも!? 私は思わずキッと愛人を睨んだ。 愛人は「ふゎぁ…」と あくびをしていた。