パ――――――ン 勢いよく空砲がなり、青空に白い煙があがった。 それを合図に大縄が回される。 うちのクラスの縄を回すのは、担任のムナと綿毛先生だった。 ホイッスルに合わせてどのクラスの縄も同じ速度で回される。 「い―――ち!に―――い!さ―――ん!!」 ムナは縄を回しながら、大声で声援を送ってくれた。 ムナの目の前で飛んでいる生徒は絶えずムナ唾を受けながら それでも今だけはやる気がぶれなかった。 まさにクラスの心がひとつになっていた。