「やってやる」 ―――え? 私が顔をあげると 愛人は鋭い目線をマイティー先輩に向けていた。 「そうこなくっちゃ」 そんな愛人にマイティー先輩はにやりと笑った。 「え?え?え?なにこれ?!」 ミカリンは口元に手を当て、大きく目を見開いている。 いつの間にか集まったクラスメイト達も興味津々でこのやり取りを見ていた。 私はというと… マイティー先輩の腕の中で固まったままだった。