すっぱちゃっぷす☆

「なな…なんだねッ?」



綿毛先生は
威嚇モードに突入した。



手にはチョークを握り締めて
第二波を発射するポーズを
構えている。




「なぁ先生…鏡みてみろよ」


愛人は口角をあげて言う。



「今の先生…
まるで頭から卵産んでる
カマキリみたいだぜ」



「……くっ」



歯を食い縛って、悔しがる
綿毛先生に、愛人は続ける。



「カマキリの卵知ってるか?
白い綿毛みたいなんだぜ」




「きさま…
言わせておけばッ…!!」



シュッッ




綿毛先生は二発目を発射させた。