BloodButterfly



「…行くぞ」



戒里は少し何かを考えた後私の腕を引っ張り歩きはじめた



『うん』



それから戒里と他愛もない話しをしながら歩いていた



「…今日お前んち泊まっていいか?」



『…なんで?』



「…あんま帰りたくない…」



そっか帰ったら一人になっちゃうんだ


つまり寂しいんだ

かわいいな…



『ふふ、いいよ』



「いいの?」



『うん、でも夜ご飯作ってね』



「おう、任せろ」



それから私達はスーパーに行って夜ご飯の材料を買っていた