BloodButterfly



『私は…本名櫻井麗…
BloodTearsに属していた殺し屋よ』


「櫻井…麗」



『えぇ、でも櫻井は私が名乗れるような苗字じゃない…だから私は大切な人の苗字をもらい、神無月と名乗っているのよ』



「そうか」



BloodButterfly…それは私の通り名みたいなもの…


血で真っ赤に染まりながらも蝶の様に華麗に舞い、人々を魅了するかららしい



櫻井とは私の両親の苗字
この辺で知らない人はいないと思う…有名な極道


でも犯罪に手を染めたりは決してしない
由緒正しいところ



だから私が櫻井の名を持つのは皆嫌がると思う…



『組織はもう無くなったけど…私の傍にいないほうがいい

分かったら皆を説得して。
私は表の世界で暮らす人とは関わりたくない


それになによりわたしは人殺「俺は…お前みたいな奴らが人を殺すことで喜ぶやつも悲しむやつもいて…本当は殺しをしているお前が1番辛いことを知ってる」



なに…を…


言ってるの?



私が…辛い?



馬鹿じゃないの


『そんな感情私は持ち合わせてない』