刃物が刺さった跡
弾丸がかすった跡
他にも痣とかいろいろ
肩にから腕にかけて残ってる切り付けられた跡…これが1番新しい傷
て言っても4年くらい前の傷
私はこれでも傷は少ない方だった…
酷いときは死んだりしてる奴らもいた
だから…私が今生きているのは奇跡に近いこと
私よりも全然こなした仕事の数が少ない人達も死んだりしている
それほど私達は死に近い場所に常にいたんだ
ガラッ
そんなことを考えているとドアがあいた
『え…?』
振り向くと戒里が驚いた顔をして立っていた
『戒里…ドア閉めて』
「…あ、あぁ…わるい」
パタン
ドアが閉められて安易のため息をつく
見られた…よね
悲しいことに今は朝で朝日が部屋に差し込んでいてとても明るかった


