「俺がわざわざ来たのにかよ?」
『別に頼んでないし』
「あのなぁ、守られるってのはそうゆうことなんだよ」
そう言いながら戒里は私のまえにフレンチトーストを置いてくれた
ん、いい匂いだ
『そっか…じゃぁ戒里今日買い物付き合ってよ』
「お前…分かってねぇだろ」
『え?つまりは誰かが傍に居れば言い訳でしょ?
だから、一緒行こう?』
「嫌だ、お前となんか行きたくねぇ」
『無理。もう陸にオッケーもらったし』
「はぁ?お前なぁ」
『ほら』
そう言って陸とのやりとりのメールを見せると
「…たく、でも制服じゃろくな店入れないぞ?」
『…戒里身長なんせんち?』
「167だけど、なんでだよ」
『ちょっと待ってて』
ここへ引っ越すとき前の家の家具以外荷物全部こっちに送らせたから海斗さんの服も何着かある
海斗さんは175ぐらいだったから入るはずだけど…


