BloodButterfly



「ははっ、やっぱり麗ちゃんが桜蝶でよかったよ」



亮が笑いながら部屋に入って行ったから私もついていった



『…お腹すいた~』



私は今お腹がすいてて不機嫌だ



「なぁ…お前なんかさっきと態度違くないか?」


戒里が話しかけてきた



『戒里こそ…もう二重人格はいいわけ?』



「な!お前気付いてたのかよ」



『当たり前…あ、やばい。
今日はもう帰る!』



「ん?まだ6時だよ?」



『いいの!帰る』


早くしないと…



「分かった、送ってくよ」



『ありがと』



きたときと同じ車にのり、亮に家を教えて送ってもらった