BloodButterfly



それから寝ていたらいつの間にか放課後になっていた



「麗ちゃん、行くよ?」



『…ん』


眠い目を擦りながら立ち上がりかばんをもって亮についていった



『ねぇ…亮』



「ん?どうしたの?」



『あいつら…』



『やっぱなんでもない』



「?」



『早く行こう』



「あ、うん」



あいつら…なんでみんなしておんなじ様な目をしている?


亮と同じ光のない目…



まぁ亮はもう光を取り戻したんだけどね…?



あいつらも…完全には光を失ってない


中途半端な目だ…



なにを抱えている?
まぁ
私には関係ないけど…


あんな目されたらこっちが迷惑