『…あれは、麗の初仕事だった
それを依頼したのは海斗さん』
「海斗?」
翠が反応した
『麗の大切な人
二人は想い合っていた
海斗さんはずっと前から…
麗が組織に来たのは私と同じくらいだった
私達は二人でずっと一緒にいろんなことを習った
でも麗は私と馴れ合う事はなかった
その時指導してくれてたのが海斗さん、10歳くらいだったんだけどね…
それから6年がたって海斗さんは16歳、私達は6歳になった
そして麗に初仕事がやってきた』
「……それが母さんと父さんの…?」
『ええ、
麗は海斗さんの付き添いのもと仕事を行ったわ
あいてが誰だかも知らずにね
麗が事実を聞いたのは今年よ』
「……んな…」
來が声にならないような声をだした


