『……ざけてんじゃねぇよ…』
私の威圧的な低い声に全員びくついていた
もちろん相川さん以外
『……頭おかしいのはあんたの親だよ!!!』
あんなに麗を苦しめて…全部麗のせいかよ
ざけてんじゃねぇよ…
「……どういう事だ?」
來が聞いてきた
麗ごめん
全部話すよ
『麗は生まれつき新月になると髪と瞳が朱くなっていた
それを気味悪がったあんたの親は
世間体とかを気にして麗を売ったのよ』
「…そんな」
悲しそうな声をだしたのは亮だった
來は眉間に皺を寄せて考えているようだった
『それに、麗は自分の両親だと知らずに殺したのよ』
「な!麗は自分の意志でって言ってたぞ!?」
戒里が声をあげた
『…ふ、そうね
そうとも言うのかもね』
私の意味深発言に全員が皺を寄せた
「…どういう意味だ?」
声を出したのは今まで黙っていた陸だった


