瑠『ハァ。で?兄貴、何か用事あるんじゃないの?』





隼「あぁ!忘れてた。」






ハァ。馬鹿だ。

瑠『なに?』





隼「ん〜とね〜。 瑠宇には、転校してもらいま〜す♪」




……………………………。



瑠『何処に?』





隼「フッフッフ。それはね。  戚雲学園 でーす。」






何で?しかも今5月何だけど……。カナリ中途半端じゃん。





瑠『何で?てか、そこって男子校だよね?しかも、兄貴の通ってる学校だよね?』





隼「そうだよ〜。覚えててくれたんだ〜。お兄ちゃん嬉しいぞ。」





瑠『五月蝿い。で、なんで?』







隼「それは、祖父ちゃんと、祖母ちゃんが、仕事でアメリカに行くから、この広い家に一人は悲しいかな?って思って、俺ん家に住んで、そっから近い、戚雲学園に通って貰おうと思ったんだ。」