シュガーズ



今日のホームルーム

係り・委員会決め

あたしの嫌いな時間



「まずはクラス委員 立候補者いますか?」


そんな面倒な仕事やる人

いるわけないじゃん


超面倒

まぁ…

傍観者になってればいいだけの話


こういうの

なんて言ったっけ


バイスタンダーエフェクト?


誰かがやればいい

みんなそう思ってる

集団は大きくなればなるほど

他人に依存する

自分には関係ないと言う





時間だけが過ぎていく



「しょうがない 俺がやる」


沈黙を破る

挙手したのは晴緋君



「先生 女子で指名したい人いるんだけど」


クラス委員 男女1人ずつ







「橘さん」

「………え?」


こっちを見てにっこり微笑んでるカレ

あたしを

呼んでくれた?



「お願いできるか?橘」

「……はいっ」


先生の言葉に大きく頷く


てっきり

知永 衣都のことを指名するかと思った


クラス委員なんて面倒だし

誰かに任せればいい


あたしはいつもそういうスタンス


でも


「じゃあ 今日の放課後 委員会があるから2人ともよろしくな」



カレと一緒ならいい