「澪梨」
「あ……りっちゃん」
お昼すぎ
今日 りっちゃんと初対面
「何してたの?今まで」
あくまでもニコニコしながらりっちゃんに問いかける
血相を変えた芽依ちゃんが教室を飛び出して それを追うように晴緋君と秦野君が教室を出た
知永 衣都に何かあったことは明白
原因はりっちゃん
それからりっちゃんと一緒に戻ってきた詩ちゃんもそう
あたしの目の届かないところで何してたわけ?
「超 楽しいこと」
りっちゃんが笑う
「見てよ これ」
彼女の手には1枚の写真が握られている
「…………これ」
そこにうつっていた光景に目を疑う
暴漢写真
知永 衣都
「まじうけるでしょ?」
「…………。」
「これであの子も学校来れなくなるね」
フラッシュバックする
中学の記憶
震える左手を右手で掴んで平静を装う
「まぁ もし来たってばらまいちゃえばアウトっしょ」
なんで?
どうしてそんな笑顔で話せちゃうの?
『みんなにバラされたくなかったら連絡先 教えてよ』
被害者は一生傷が残るのにそんな笑ってられるの?
「ねぇ………りっちゃん」
「ん~?」



