シュガーズ




「嬉しいな くーちゃんとこうやって話せて」


あたしの部屋

くーちゃんと2人きり


「たくさん話したいな」


笑顔を向け続けるあたし



「………ねぇ 澪梨ちゃん」

「んー?」


冷蔵庫から飲み物を出すあたしにくーちゃんが言う


「もう いいよ」

「え……何が?」

「猫被らなくてもいいよ 聞きたいことがあるなら全部話すから」

「…………。」


なんだ

バレてんじゃん

くーちゃんは知永 衣都とは違うんだね

おんなじ目であたしのことを見るくせに



「優しくしてあげてたのに バッカみたい」


あたしはため息混じりに言う


「澪梨ちゃんは晴緋が好きなんだよね」

「そうだったら協力してくれるわけ?」

「それは………」

「あんたってまだ晴緋君が好きなんだね 諦め悪いなァ」


わかりやすい反応

うざい


「告って振られる勇気がないからそんな思いするのよ」

「………それは違う」

「何が違うの?だってそうじゃん いつまでも自分の気持ち言えなくてうじうじして」

「違うよ」


くーちゃんとは続ける


「澪梨ちゃんは勘違いしてる」

「はァ?」

「晴緋を振ったのはあたしだよ」