「くーちゃん やほっ」
「あ……澪梨ちゃん」
今日はバイトがない日だけどコンビニに来た
くーちゃんと話すため
「今日って10時までだよね」
「うん そうだよ」
「終わってから少しだけ時間いいかな?」
「………うん」
くーちゃんが頷いた
あたしは笑顔を作る
ただいまの時刻 9時45分
コーヒーを買って事務所の中で待つことにした
「澪~ どうした?」
「よっこちゃん」
「今日OFFの日でしょ それともまたこっそり夜勤入るの?」
高校生の10時以降の労働は労働基準法により禁止されています
なんて 優等生ぶってみる
「違う違う 今日はくーちゃんに話しがあって来ただけ」
「あんたまた悪いこと企んでるんじゃないよね?」
「……よっこちゃんはなんでもお見通しだね」
廃棄の商品を登録しながらあたしのほうを向かずに話を続けるよっこちゃん
「澪は結局 何がしたいの?」
「………え」
「詮索したりしない あたしはあんたじゃないからさ でも………」
ここまで言ってよっこちゃんはようやく顔を上げる
「゙橘 澪梨"は本気になったことなんか1度だってないんだよね」



