シュガーズ



ニコニコの眞子

よかったぁ……

また家に連れてきてとか言われたら困るもん

もうハル君とは今までみたく付き合えない


ハル君は気にしないかもしれないけど

あたしが苦しい



「眞子ね ハル兄ちゃんの応援するのォ♪」


スクッと立ち上がって階段をバタバタ登って行った

眞子 ごめんね




「あ……電話」


ふと見ると机の上で携帯が鳴ってる


ディスプレイにうつるのは芽依ちゃんの名前



「もしもし」

『もしもし いま時間大丈夫?』

「うん 平気だよっ」

『よかったぁ』


受話器からこぼれる芽依ちゃんの声

あたしの顔は自然にほころぶ


『明日 何時くらいに行く?』

「試合が10時からだから……芽依ちゃんの家に9時に行く」


芽依ちゃんには言ってない

秦野君が部活やめるかもしれないこと



「眞子も一緒にいいかな?」

『眞子ちゃんもかぁ もちろんだよ』


電話越しで芽依ちゃんの笑い声が聞こえる


『じゃあまた明日ね』

「うん バイバイ」


ちなみに芽依ちゃんの彼氏 榊原君は陸上部

練習にほとんど参加してないのに県大会とか行けちゃうらしい

今度 一緒に応援に行く