「え……っと」
さすがのハル君も困っちゃったみたいで
あたしに目配せする
苦笑いで頷く
「眞子 やめなさい」
「え~」
「ハル君のこと困らせちゃダメだよ」
「……はぁーい」
眞子は返事をして食事を再開した
物わかりはいい子
「今日はありがとね」
「……いえいえ」
「じゃあまた明日」
「バイバイ」
お見送りはいらないって言うから
玄関でバイバイ
眞子は遊び疲れて寝ちゃってる
「………やっぱりさ」
「え?」
「もう少し話せないかな?」
「………。」
ハル君が言う。
もう少し……
「うん」
頷く
別に悪いことしてるわけじゃないもん
話すくらい いいよね?
チラッと秦野君の顔が頭をよぎる
「コンビニでも行こ」
「……うん」
ハル君に続いて家を出る
風が心地よかった
「ねぇ 衣都」
並んで歩きながら思うの
ハル君は澪梨ちゃんの好きな人
あたしは秦野君の彼女
本当だったら2人きりでなんていちゃダメなのかな……
男女の友情ってよくわかんない



