そぅ鬱陶しいのとは…

「みなさんご機嫌よう!」

そういって入ってきたのは三条美奈。


三条美奈
三条財閥のお嬢様で自分が1番じゃないと嫌なタイプ。
みんなにかわいいって言ってほしいみたい。笑
私たちの所に来る理由は恭平と龍也。
学校内でも他校でも格好いいとされてる2人の側にいたいみたい。

まぁ2人は嫌がってし、私たちも苦手なんだけどね。汗



「坂城くん、南野くん、隣町に美味しい喫茶店がございますの週末にでもご一緒しませんこと?」

目をキラキラさせながら聞いてきた三条さんに

「いかねぇ」

龍也は一刀両断

「ちょっと龍也、そんな断り方…」


「残念ですわ…。南野くんはお暇かしら?」

少し下を向いたと思えばすぐ顔をあげてこれだ…。はぁ

「ごめん。俺もちょっと用事が…」

そっぽを向きながら答える恭平は優しいのか何なのか…。笑

「そうですか…。残念ですわ。ではまた日を改めて行きましょうね」

としょぼくれたものの最後はやはり元気だった。


そのとき
チャイムが鳴り三条は席へ帰って行った。

私たちはもともと席がこの辺だからもぅ少し先生が来るまでしゃべっていた。

「はぁ、私たちも誘えっつーの!」

「え?樫野行きたいの?笑」

「この5人ならな!笑」

「じゃあ週末遊ぶ?」

「おっ良いね梓!」

「乃愛も龍也もいいか?」

「ぅん。大丈夫だよ」

「あぁ。」

「じゃあ決て~い!!」

なんて話してたら先生が遅れて入ってきた