不思議だね
木下くんは違うの
他の男の子とは違う魅力?がある
「お前の家どこだよ」
「えっと〜…駅の近くの
スーパーの横のマンションだよ」
「わかった」
でも緊張するな
やばい
手汗大丈夫かな?
てか顔赤くないかな…
色んな不安がある中
あっというまに家
「ここだろ?」
「えっ!つくのはやっ!」
私最低だ…
一言もしゃべりかけなくて
つまんなかっただろうな
てかつまんない女って
思ったんだろうな
「早く家に入れ」
「うん…」
「じゃ」
木下くんが帰っちゃう
最後になんか言わなきゃ
「あっあの木下くん!」
「ん?」
きゅんっ
"ん?"とかやばい
てかふりかえりかた
やばすぎる
「なんだよ」
「あっありがとう!!!!!!!
本当にありがとう!
じゃあねっ」
「おう」
そう言って木下くんは
私から背をむけた
心臓が飛び出そう
