だけど言葉がでない
「あっあ………」
「お礼言う前にちゃんと
服を着ろ。」
「えっ…?」
「だから服をちゃんと着ろっつってんの。お前俺を誘ってるのか?笑」
「あっ…!」
見るとYシャツの間から
ブラが見えて
スカートがめくれて
太ももとパンツが丸見え
一気に顔が熱くなった
やばい…
見られた……………
急いで服を直す
そうしてると頭に
暖かい感触が来た
木下くんが私の頭を
ポンポンとしてくれてる
しかも…優しい笑顔で
「怖かったよな。」
また涙があふれだした
でも笑いながら。
嬉しかったから。
木下くんが来てくれた事
笑ってくれた事
「お前何笑いながら
ないてんだよ。きもっ!」
そんな暴言はかれても
優しい声だから
「助けてくれてありがとう。偶然木下くんが来てくれて良かった」
「偶然ではない」
「えっ…でも木下くんには言ってないよね?」
「お前はバカだな。俺の隣はお前。お前の隣は山下だ。まるぎこえ」
「あっ!なるほど…って木下くん!」
心配して来てくれたの?
待っててくれたの?
そんな事思ってもいい?
