やっぱり木下くんの
笑顔はやばすぎる
すっごい暑くなってきた
そんな私にとって幸せな時間の時に
隣から声がした
右じゃない
左から
「中山さん」
「………は、はい?」
木下くん以外の男子はこわい
「放課後教室で待ってて」
「……………わかりました。」
なんだろう…
私の心は明るかったのに
どんどんくもっていく
不安でいっぱい
てかこわい
これって相談した方が
いいのかな?
昼休み
「ねぇ詩音、山下くんってどうなったの?」
「はぁ?あんなやつフってやったにきまってんじゃん!だってあいつキモいんだよ。塾帰りいっつも電信柱からのぞいてんのっ!!」
「うわぁきっも!!そういうやつってさいざとなると怖いよね。で、なんで美冬が山下の事きいてんの?」
「まさか美冬ちゃん呼び出された?」
やっぱり美香ちゃんはかんがいい
「う、うん」
「美冬、あんた行っちゃだめだよ?男が苦手なんだからなおさらダメでしょ」
「うん…」
