「夜織だって,学校にいる時は優等生ぶってるよね。普段は性格悪いのにさっ。」 ふと空を見上げた。 「まぁな。俺は先生にイイ顔して行きたい大学に行くんだよ。内申書とか上がるし?」 大声で笑う夜織は,まるで独裁者のようだった。 「いい顔して...疲れないわけ?」 維月が俯いて言った。雰囲気が少し暗くなる。 「・・・・・さて俺は寝るかなぁヾ(´~`)ゞ」 そう言って夜織は自分の部屋にもどった。 (もう意味分かんない。 私も寝よ...)