次の日になっても胸は苦しいままだった。 授業中、せんせーをいつものように眺めているのも辛いぐらい。 ずっとわかっていたつもりだったけど、現実を直視するのは苦しい。 こんなに悩んでいる今の自分が、自分じゃないみたいで、それもあたしにため息を吐かせた。 いっそのことせんせーにこの気持ちを言ってしまいたいと思うけど、今のあたしには到底できなかった。 どんどん気持ちは沈んでいく一方だった。