「快晴くん………」

つぶやいた途端、

涙がこぼれ落ちた。


「……快晴くん……快晴く…ん、いやだよ、
いきなり出てくなんてひどぃよ……。

同居もいいな、ッて思ってたのに。

ひっく……今日から、雷鳴った時どうしたらいいの??

ぐしっ……暗い帰り道、誰と帰ればいいの……??

う……えぇーーーん……!!」