見知らぬカレと同居生活!?

嬉しくって、嬉しくって、涙が出る。

快晴くんとの帰り道。
やっぱり安心できちゃう。

快晴くん。快晴くん。

あたし、好き、なのかも。

恋、してるのかも。


「快晴のバカ、バカ、バカ」

と言いながら、快晴くんのお尻をバッシュの入ったシューズケースで小突きながら歩いた。

「って!って!いてーよ、お前こそバカか!!やめろ、コイツ」


嬉しくって、嬉しくって、
顔がにやけるよー。

ごまかすために、ずっとちょっかい出しながら帰った。

「やめ、バカ、やめろってば」

快晴くんが笑う。

快晴くん。
だぁい好き。