見知らぬカレと同居生活!?

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学食の外にあるテラス席に、翔弥先輩と向かいあって座った。


なかなか言葉を発することができず、黙っているあたしに、翔弥先輩は、軽く笑いかけた。



「察しはついてるよ。
大野と………付き合うことになったのかな?」


「……………はい、あの…………スミマセン────」



「…………」


「あの────」


「俺さ、見てるから。2人がちゃんとうまく続いていくのか見てるから。

もしも想良ちゃんが悲しむようなことがあれば、遠慮なく、奪いにいく」


「翔弥先輩…………あの」


「もちろん、2人がうまくいくようなら、邪魔はしないよ。
でも、うまくいかない時には、俺絶対奪いにいくから♪

だからさ、幸せになってくれよ、想良ちゃん」