見知らぬカレと同居生活!?

嬉しくて、信じられなくて、
涙があふれる。


「快晴くん…………!

はい、なります!!

快晴くんの想良に、なります!!////」


あたしが言うと、快晴くんは笑顔のままうなずいた。

そして、あたしの後ろにまわり、座ったままあたしを快晴くんの腕の中に、後ろからすっぽりと包み込んだ。

そして、ぽつりぽつりと話し始めた。



「俺な、自分の名前、あんまり好きじゃなかったんだ。

快晴、なんてな。小学生ん時はからかわれたりもしたし。

目立つ名前だしな。

だけどさ、お前といると好きになれそうなんだ、この名前」