「……うぇーーーー!!?」 っていうのは心の叫び声です 覗き込んできたのは なんとあの先輩だった あの。憧れの。 ああもうやっぱり格好いいよー! 優しそうだし! いや絶対優しいし! 「大丈夫?立てる? あ、もしかしてこのバナナの皮でスベったの?」 「え、あの、…えっと…はい。」 「マンガみたい」 先輩はそう言ってくつくつ笑いながら 私に手を貸して起き上がらせてくれた ……手!手っ! すごい!夢みたい!!