アイツを壊すくらいに抱きたいとか俺だけのものにしたいとか、 海に思う気持ちとは全く違う物が俺の中に生まれる 今までの俺には考えられないものが俺の頭の中をよぎる そして俺は心と体が思うままに動いた 頭など空っぽにしてしまったのだと思う そう……… 俺は実桜を少し引き寄せその唇にゆっくりと自分のものを重ねてしまったのだ…