「偶然にも、さっき 兄さんから電話がきて 2人とも、街で偶然会って同時に記憶が戻ったそうだ。」 ママ以外が、疑いの目でパパを見た 「あり得ないかも、知れないけど、医者によれば そうでも、ないらしい。 とても、大切な記憶というのは、その欠けてしまったものが、思い出すのに一番重要らしい。 だから、2人は頭のどこかに残っていた、お互いの存在を、出会ったことによって思い出したんだ」 …………パパは、淡々と嬉しそうに話した。