彼の隣に生まれついたのは、偶然じゃなく必然だった



「んんっ…」


6年分の、離れてた隙間を

埋めるみたいな


熱くて、深いキスに


あたしの脳は、麻痺してく。


何も考えられなくなる。



何度も、何度も、

重ねる唇は


あの頃とは違う。



もっともっと


激しくて


深く、深く、


落ちていく。




祐輔…


何度も、何度も


確かめるように、あたしたちは、お互いを求める。