「悠、高崎さんと知り合い?」
「あぁ、幼なじみってヤツ?地元の実家が隣どおし。すげー偶然!」
マネージャーさんにそう話す祐輔は、
ものすごく普通で。
ありえないぐらい普通すぎて。
顔を上げたら、目があった。
「?なに、俺さらにカッコ良くなっててびびった?なんて☆」
「そんなんじゃ、ない…けど」
けど、
何でこんなフツーなのっ!?
っていうか、そんな気楽に会いに行って良かったの?
なんか、あたしだけあんなに悩んで
気まずくて
バカみたいじゃ…
「お前大丈夫?言葉カタコトだけど。そんなに俺だったの意外?ってかさ、俺が悠だってのは分かってんだろ?今さらそんな驚かんでも(笑)」
…何でコイツ、こんなヘラヘラ笑ってんのよ~っ!!!?

