イケメンゴースト


「間違えた!」
「なに?」
「私からの愛も無限に
ありまーす!!」

私は笑って純に抱きつく。
純は広い胸で
受けとめてくれた。

「俺の昔のこと……
杏は知りたいの?」

純の広い胸に
顔をくっつけてる私。
だから、さっきの言葉を
言ってる時の純の鼓動が
すごく速くなったのも
私はわかってる。