「……絶対!」 「…? 」 隆の喉から絞り出すような 声で私の足は止まった。 「絶対、目覚めるから。 …だから心配するな」 「…うん。ありがと…」 隆は力強く言ってくれた。 だから私は、 涙のにじむ目で微笑み返した。