「さぁ、杏ちゃんも乗って」 「うん」 私も夏純の隣に座る。 「今からまっすぐ病院行っていい?」 「はい」 隆が運転しながら聞いてくる。 「あ〜、心配しなくて大丈夫だよ。……だけど、今度からあの海……って言うか、まぁ海だね。 海にはなるべく行かないようにしてくれる?」 「はい」 「うん。 よろしく。 今日は純に行こうとか言われたの?」 「うん」 「やっぱりな…。 これからは純に誘われてもダメね」 「はい」