「……本当にどぅしたの?」 「……杏……」 「ん?」 「…………」 純は、それ以上何も言おうとはしなかった。 この前は熱が出て、 今日はまた様子がおかしい。 「ねぇ。純…本当にどぅしたの?」 「………っ」